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♯19「小さい時の私と、大人になった私」

  • 執筆者の写真: 郁代 麓
    郁代 麓
  • 2021年10月29日
  • 読了時間: 3分

小さい時の私と今の私が会話をするとしたら、どんな話をするだろうか。


「やっと弦楽器を持てて、おめでとう。らしくなってきたね!」

 そうだね。やっと弦楽器を持ったよ。あの頃より弦の数が2本減ってしまったけどね(笑

「ずいぶんと時間がかかったね」

 なぜ、こんなにかかったのだろう。楽器が何枚もの扉でパタンパタンとしまわれていってしまったような感じ。もうどこにしまったのかもわからなくなっていたよ。思い出すこともなかったな。

「ずっと待ってたよ 思い出してくれて良かった」




 


4歳半の時、ピアノがやってきた。

団地に住んでいたので、4階まで男の人が二人でピアノを抱えて階段を登ってきた日の光景を、今でも思い出す事ができる。

ピアノは大好きだった。けど、10歳頃になるとだんだん練習が嫌いになってきていた。

怒られないように練習していただけ。


私の小学校には、管弦楽のクラブがありとても上手でコンサートなども開いていた。

朝の全校朝会で校歌を歌うときは、生演奏。

そんな時、バイオリンに憧れを持った。

クラブに入ってバイオリンをやりたい!と母に言ったけど習わせてはもらえなかった。


それから、すっかりバイオリンのことを忘れて30年以上。

弦の数は2本減ったけども・・笑

今、憧れの弦楽器を手にしているわけだ。

2012年の5月にスタートしたようなので、2022年で10年になるわけだ!

もうそんなに経ったの? まずい玉手箱の魔法だ。


仕事をやめ、二胡と生きるぞっ!と決めたのは47歳の時。5年ちょっとが過ぎている。

音楽と離れていた時間を埋めるように没頭して時間は過ぎていく

何もしなくても、時間は平等に過ぎていいく

本当に真っ白頭になる前に、もう目覚めないと!と今思っているところ💦


両親が亡くなり、もう実家は亡くなっている。先日、子供の頃の土地を歩いていきた。

住んでいた町、小学校、中学校、同級生の家。

行こうと思っていったわけではなく、行きたいという衝動とタイミングがやってきた。

 

 あの時の自分と、今の自分をつなげる時間になったみたい。 


何が正しく、何が正解 これが常識・・全て判らない時代になった。

全てのことに、答えはないのだということに気づく。

答えはないということを前提に

自分なりの答えを見つけてゆく。


想いというのは、自分を含めた周りの三人まで伝わるのだそう。

私が悲しければ、家族や友人、そのまた家族や友人にまで悲しみが伝わるそう。

私が楽しければ、その楽しみが伝わる。

その人それぞれの想いも伝播していくわけだから・・

かなり大きな範囲の伝播力になる。


私が本当にやりたいことをやりたいだけやって生きる。私が機嫌よく生きるということだけで、その周りがご機嫌になるのであれば

大きな地球貢献!


そんな話が、ラジオ(スタンドfm)から流れてきてすごい気持ちがリフレッシュ!


機嫌よく生きよう!










 
 
 

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