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「どうしたら上手になるか人に聞きまくる」♯6

  • 執筆者の写真: 郁代 麓
    郁代 麓
  • 2021年9月10日
  • 読了時間: 3分

二胡をスタートして最初の三年はただのお稽古事でした

それでもかなり熱心な生徒ではあったと思う

師事していた村井先生は、とても明るくいつも素晴らしい!と褒めてくれる先生だったので、私も弾いていてとても楽しかった

当時はツアコンをしていたので、二胡を担いで添乗先でお客様に二胡を弾く!なんて思っていました

ツアコン引退した今もその思いは残っているんだけどね。。


お稽古事

これはこれで良かったのだけど、そもそもが「欲深い」人間なもので

もっともっとが止まらんのですよね

やりたいと思うと、その衝動が止まらんのです

もっと上手になりたい!もっと気持ちよく弾きたい!

もっともっと〜〜〜ぉ


「どうしたらできるようになるんだっ」

周りにいる知り合いのミュージシャン達に聞きまくってみたんです

「どうしたら楽器が上手になりますか?」って


ある方はこう言いました・・「人前で弾くことです」

ある方はこう言いました・・「人前で恥をかくことです」

ある方はこう言いました・・「音楽に真摯に向き合うことです」

ある方はこう言いました・・「恋をすることです」(笑)


名セリフたちばかりでね、聞いた時にはハートは感動するんだけど

実際何したらいいんだ??ってなる

色々聞いた中で自分がすぐにできること「人前で弾くことか〜〜〜」

考えるよりも、先に思いつく!「うん やろっ!」って。


しっかしだ!

この実力では、誰も呼んでくれるレベルではないので、そうだ!自分でセッティングすればいいよね 自分で!

場所も仲間もお客様も、全部自分で作ればいいよね。うんうんそうしよう!

野次も石投げるのも、手加減してくれるだろう。


そして💕

私はまた決めました。自分のライブをやる!と・・。

「バースデー二胡ライブ💕」決定

・会場借りました

・一緒に作り上げてくれる家族・心友たちを引き摺り込みました

・有料にしました

・ケータリングお願いしました(いざとなったら食事とお酒で誤魔化そうと)

・厚かましいことに昼と夜2回公演しました



この時ケータリングをお願いしたのが、知原ひろしさん。現在は週末起業カメラマン知原塾を主宰する、カメラマンであり、起業家として大活躍中。

でも、この時は料理家でした。この時写真もたくさん撮ってもらって、今だにプロフ写真として使わせて頂いています。


大好きな人たちだけに囲まれて、大好きな二胡を弾いて、この時の写真を見ると、気持ちよく弾けたんだろうなというのがわかります。


緊張の中のガチガチの中で何もできずに終わった初発表から2年

この時は、緊張もしたけどすごく楽しく、幸せだった。

この日に向けて練習してきたことは、多分大体は出せたんだと思います。


人前で弾くというのは、上達への一番の近道になることは間違いないのだけど

自分が幸せでいられる「場」をセッティングする事がすごく大事です。


一人でもお客様がいれば、そこはステージになる

聞いてくれる方に心を込めて送った音は、感動の塊になる


この夢のようなライブから数日後 現れた「課題」という壁 ど〜〜ん!(イケメンじゃないやん。)

冷静になるって、いやね(笑

また聞いてくださった方々へのご恩返しの旅路が始まるのでした。

 
 
 

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