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「上達へのセオリー 3. ほんの少しでいいから、負荷をかけた練習をすること」♯11

  • 執筆者の写真: 郁代 麓
    郁代 麓
  • 2021年9月10日
  • 読了時間: 3分

楽をしすぎない設定 ってどんなだろうか。

当たり前のことだけど、出来ないことは気持ち良いゾーンの外側にあるわけで。

人間の脳はすぐに怠けたがるものだから、みんなが皆何でも手にできるわけではないのだよね。

脳が怠ける癖を分かった上で、あえて負荷をかけられる人は本当えらい!


ただ譜面を弾くだけではなく、ほんのちょっとだけ、練習に負荷をかける。

そんなことはわかっちゃいるんだけど、いつしか慣れてくると負荷を軽くしてしまうのが人間。ジムの筋トレのように、トレーナーの「123・・9あと一回〜〜 9あと一回〜〜 9あと一回〜〜 じゅうぅぅ〜〜〜! よく頑張りました〜〜腹筋喜んでるね〜〜♪」みたいなやつ(笑 


これを続けることで、脳の中で変化が起きていく。制御されていた領域が広がっていく。この脳の変化こそが「能力」の正体。



My上達へのセオリー5

1. 憧れの存在を持つこと そして徹底的に真似すべし

2. 二つの目標 大きな夢と小さなステップ を設計すること

3. ほんの少しでいいから、負荷をかけた練習をすること

4. 集中できる時間だけを使うこと

5. 全ての練習にフィードバックがあること


目の前にぶら下げられた人参が、パクっとするたびにちょっとずつ離れていく。けど、ここまで進んだら食べれる。ちゃんと食べる!そういう設定がいいと思う。

いつまでも食べれないと、諦めちゃうしね。


これって、一人でするのはね〜 モチベーションの高さがないと続けられないのよね、なかなか。そう、だから怠け者の大人には応援が必要なのだと思うのよ。


余談ですが・・

中学生の時に、一日体験入部したソフトボール部。その日がたまたま試合で、コテンパンの負けた試合だった。激怒した顧問は、部員にグランドを走らせた。私は試合を見ていただけにもかかわらず・・走らされた。

そして拡声器持って叫んでいた「苦しめ〜〜もっと苦しめ〜〜〜〜〜〜!」と(笑。

恐怖政治・・、ある意味走らせることには効果的ではあったが、しかし私という部員はもちろん獲得できなかったのは、言うまでもなく。


このスポ根、精神論。でも嫌いじゃないんだよね。悔しさが、自分を燃やすタイプなもので。

褒める!という指導もある。大切だと思うけど、正直な人間なのであまり多用できない(笑


相手を「やる気にさせる!」その気をどうやって引き出すのか!なのだよね。

どんな「やる気」でこの人のパフォーマンスは上がるのか。

やる気を燃やし続けさせることが、負荷を気持ちよくさせる秘訣なのだろうね。


達成する目標を明確にすること。必ず達成できると信じさせること。ご褒美をあげること。そうして負荷を気持ち良い作業に変えていく。


これで十分!の向こう側に広がる世界を見にいくことが、才能を作り出すことなのだと思う。

 
 
 

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