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「上達へのセオリー 5.全ての練習にフィードバックがあること」♯13

  • 執筆者の写真: 郁代 麓
    郁代 麓
  • 2021年9月10日
  • 読了時間: 3分

「出来ない事」に気づくのはわりとできるけど

「出来ていない事」に気付くのは自分では結構難しいのだ

外からのフィードバックが必要になるのね。


My上達へのセオリー5

1. 憧れの存在を持つこと そして徹底的に真似すべし

2. 二つの目標 大きな夢と小さなステップ を設計すること

3. ほんの少しでいいから、負荷をかけた練習をすること

4. 集中できる時間だけを使うこと

5. 全ての練習にフィードバックがあること


外からのフィードバックというのは、客観的な視点でみること。

それが、指導者であったり、コーチであったりするのがベスト。


一人で練習するときは、鏡の前で練習している。

フォームの確認は、練習曲など暗譜しているもので、細かいテクニックの練習をするときに、鏡からのフィードバックを見る。全身写る鏡と、譜面台における小さなもの、両方あるとベスト! お手本にしたい動画を譜面台に置いて、自分の鏡と見比べたりもしている。

ただ、鏡を見るだけではなく、お手本の形にいかに近づく工夫が必要。

チェックするポイントは、1チェックにつつき、一動作。

時々顔もチェックするといいです。笑い事ではなく、変な顔して弾くのも癖になるので(笑


全体的な動きの確認は、動画がいい。全体の曲の印象や、自分が出す雰囲気なども注目できる。

もちろん録音も必須。ただ、これは録音機器によって音の印象が大きく変わるので、常に同じ機械、環境で録音するようにするといい。


耳を使って、自分の音をよく聞く!これは音楽にとってすごく大切なことはわかるのだけど、ある程度型が整ってからでないとその余裕って生まれてこないのではないかと思う。「音色」というものを求められるようになってきたのは、曲を大文弾きこなせるようになってからだった。自分も絶対音感は持ち合わせていないので、機械の力を大いに借りています。ここで自信を失う必要はない。カラオケで歌が歌えるなら大丈夫!


あまり多くのことに目や耳を向けると、何にも集中できなくなるので、自分の意識をフォーカスするポイントは、一つづつ増やしていくといい。


そして、全ての練習において目指す形や音を明確に持っている必要がある。


一人で練習する時の難しさは、自分にとって必要な優先順位をつけるのが出来ないこと。これは知識と経験をもった指導者やコーチが必要になる。

出来ないことの指摘ではなく、

・目指すお手本を示せる事

・できるようになる練習方法を与えることができる事

タイムリーな現実のフィードバックをしてもらえることが、上達への近道になる


全ての練習を通して、こんなフィードバックをもらえていたら早い

間違った練習を積み上げると、間違いがバッチリ完成する。一生懸命な人ほど素晴らしく完成する(笑。


こんなレッスンをずっと受けたかった、これは私の願望。

たかが、お稽古事のはずだったんだけどね!

習いにいくのが楽しい!というのも素敵なこと!

楽器に触れているだけで幸せ!それも素敵!

けど、やっぱり上手に演奏できている自分を夢見ながら弾いているのだと思うの。

どこかにその願望があるけど、練習する時間はないし、才能ないし、先生みたいにはなれないし、という思いが自分の描いた夢を一つずつ塗りつぶしていく。


上手な人が沢山いるから、私なんか・・と私を疎かにしていく。


大人になってからの音楽は、人と比べる事など1mmもいらない。

自分の中から、出てくる音を楽しみ、楽器と戯れる自分を愛しく思えるのがいい。

ちょっとだけ、部活のように熱中してる自分が頼もしい。


一緒に練習をするという、レッスンをしたいな と思っている。

 
 
 

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