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「人生最大の後悔をしたその日」♯4

  • 執筆者の写真: 郁代 麓
    郁代 麓
  • 2021年9月10日
  • 読了時間: 3分

二胡を始めて6ヶ月で、100人の前で演奏したその日。

こんなに落ち込んだのは、今から見ても最大

人に聞かせられるレベルでないこと位ちゃんとわかってたんだ

何を後悔したかと言うと、やってきた事が発揮できなかった事。


演奏するまでの経緯は一番最初のブログで綴ったので、よろしければ!


「才能はね、創ればいいいのだよ」♯0


深いふかい後悔に落ち込む

もう息を吸いに海面に上がる事もできないのではないか、と思うほど落ち込んだ

全身の緊張で体が固まった

練習したことが、指も弓もろくすっぽ動かせず、曲は終わった。


私はできる!と思い込んで走った6ヶ月

たったの1日で、その6ヶ月は消え去って


冷静に考えれば、たったの6ヶ月で、ただでさえ音程がずれやすく、センシティブな楽器で

初心者が演奏しようと思ったのが大きな勘違いなのだけど

しかも無伴奏・・だしね(笑

やってる人たちから見たら、鼻で笑うレベルだよね


でもね、この時涙を流してくれた人が3人もいたんですよ。

「感動しました!」と言って

それまでの頑張りを見守ってくれた家族です。


演奏は、下手すぎてどうしようもなかったけど

それまでのストーリーはビリギャルが東大受験に向かって猛勉強しているような姿なわけ。


この日の出来事は、私の結節点となりました

今までの自分と違う生き方に変わる日になった

「こんなものやめてやる〜〜〜〜」

とはならなかったのですよ

悔しさは最高に燃えるハイオク燃料なわけですから for me!

思い返せば、今までも私が俄然やる気になるタイミングはこういう時だった

「もっともっ〜〜〜〜〜と 上手くなってやる 二胡の腕を磨いてやる〜〜」


「磨く」って、傷をつけることなんですよね

削って、擦って、ヤスリで磨き上げていく

痛いわけです もっと丁寧に削ればいいものを、かなりの乱暴さでやっちゃうから「ほら〜〜穴あいちゃったじゃん」みたいな感じです。


でも この日があったから、今があるのは間違いないの


キレイな音色で 心を揺らす 演奏ができるようになりたい

その音を一番届けたいのは、家族へなんだと思う


この日聞いてくださった、沢山の方々には一生お礼を言いつづけたい

「ありがとう〜〜〜😂」


まだまだ物語は継続中です。

誕生秘話というのは、人の数だけ、起きた物事の数だけ存在しているわけで私の話が1人でも誰かの励みになるのだとしたら、奇跡に近いのかもしれない


1秒前でさえ過去で、過去に起きたことは全て石炭のごとく燃やして前に進むための燃料となる

何かにチャレンジするとボッコボッコぶち当たる壁

傷もたんこぶもできるんだけども、進む事でもらえるギフトという事でありがたくいただく

ご褒美がぶら下がってるのは大抵たっか〜い所なのだよ

 
 
 

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