「音楽と家族の関係」♯5
- 郁代 麓
- 2021年9月10日
- 読了時間: 2分

音楽をするにあたって、趣味であろうが、職業であろうが、笑い事ではなく、結構な問題が発生するもので
「家族に自分のファンになってもらう」というのは、自分にとって何よりのbenefitで、大切なことで、自分の音楽人生にとって不可欠な事だと思っている。
かなり長い時間音が鳴り続ける問題
創作ぼけっ〜〜と問題
楽器・音響機材場所とる問題
練習曲をしこたま聞かされる問題
集中している時ご飯なんて作りたくない問題
遊んでいるように思われる問題
譜面のプリントは結構インク使う問題
同居人の頭をフレーズリフレイン占拠して止まらない問題
そんな音楽の話聞かされてもわからない問題
楽しむ才能を勘違いされる問題
結構内緒でお金使っちゃってる問題
いい録音ができそうな時に話しかけられる問題
etc..etc...💦
そのためのエッセンスを少々!
☆同居人たちの趣味を多いに寛容していく姿勢を作るべし!
☆楽しすぎた経験は、家族でなく心友に聞いてもらうべし!
☆現実のフィードバックを共有するべし!
いくらのギャラが出たよ!(いい金額の時だけ)
お客様からこんな風に褒められたよ
先生にすごく褒められたよ
☆練習成果に対して講評を始めてくるが、ありがたく受け取るべし!
「あそこ、どうしてあんな音出ちゃうの?」とか言ってくる。ちょっと、いやっ・・かなり迷惑なんだけど、これはありがたく受け取らなくてはならない must!
☆私を育てる思いになってもらうべし!
雛鳥の親のように! 地下アイドル達にスポットライトが当たる事を夢見るように!
☆本気度を見せつけるべし!
最初へったぴな音を出しているときには見向きもしてくれなかった。けど、こちらの本気度は伝わるもので、そのうち一緒に喜び始めてくれるようになる。本気の作り方は人それぞれだけど、一番効果的なのは目標を共有してもらうこと。
私は、二胡を始めて3年弱の時に、初有料ライブを設定したんです
有料ライブというのが、私の本気度を示すもの!
そしてそれを家族に一緒に作り上げてもらった。
まだまだ聴けるような演奏ではない。けど、その時にお客様に頂いた言葉
「好きなことを好きなだけする姿が、こんなに感動するなんて。」
自分の音に感動してもらって、お褒めの言葉をもらえるのはもっともっと先のこと
人が感動するのは、そこにある「物語」なんだってこと
音楽を通して、その人の「物語」を一緒に作るお手伝いが、できるのではないかと
いつしか思い始めている。
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