「こう弾きたい、があれば弾けるようになる」 そのうちね。♯16
- 郁代 麓
- 2021年10月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年10月22日
課題がクリアされると、嬉しい・楽しい・気持ちいいの連続。
子供の頃の宿題なんて、何一つやらずに学校へ行っていた子供だったけど
私に、こんなに「課題」に取り組むことが好きだったんだ〜と
この年になって気づく。
一音一音に向かい合っている。
こう弾きたいがあるから。それに近づくプロセスというのは中々時間がかかるもので、この手に入るまでの時間に凹むことも度々。
でも、これってある日できた!と解るものではなく、振り返った時にあれ?いつの間にか出来る様になってた、という事が楽器においては100%。
そう、そのうち出来る様になるの。
コンプリートするのがわかりやすい課題はある。
とび箱が飛べた!ものづくりが完成した!本を読み終わった!テストで100点とった!
こんな時にアドレナリン量ったらすごいわよね。
こういうクリアが分かり易いものを並行させるのは、楽器の練習にも勇気をくれる。
私は、一日5キロ歩く。ということを取り入れてる。
何でもいいのだけどね。一日1ページ本を読む、1日一分間瞑想する、とかね。
とにかく超簡単にすること。そして、記録すること。
手帳にシールでもいいし、アプリ導入でも。
ただ歩くという簡単なコンプリートでも、やると決めることがまず前提にある。
それをさらに強力なものにするには、誰かと一緒にやること。それがらライバルならなおいい(笑
楽器のような表現に関しては、コンプリートが見えないと言ってもいいくらい・・
だから、物理的にわかりやすい課題に置き換える練習が必要。
いつまでに出来る様になるではなく、クリアできる課題を毎日練習するということ。
・クリックオンに合わせて指を動かす。
・ピアノの音に合わせて、ドレミファソラシドを30回歌う。
・四分音符にビブラートの動きを2回入れる 3回、4回
同じ運動のレベルを少しずつ上げていく。クッリクの速さを5ずつ上げていくというような。
すごくもどかしく遠い道のりに感じるけど、これが一番早く身に付く。
時間に目を向けるのではなく、質に目をむける。
しっかし!
この能力が発揮されるのは、自分の本当にやりたいこと限定なのだ。
やりたい事であれば課題になり
やりたくない事であれば、ストレスになる。
けど、やりたくない事の向こうに、欲しいものが見えれば、ストレスは課題へと変わる。
「私の課題」をクリアしていくことが私の人生を生きるという事なんだと思う。
それが「本当にやりたい事」であるかどうか、を考える事をやめてしまうのは勿体ない。
それを見つけられるのは自分だけだから。
それが本物かどうかは、「やる」と決めないとわからないということでもある。
人の行動には全て、「肯定的意図がある」
何かを得られるから、その行動をするということ。
たとえそれが悪いことでも、その人の中では得るものがあるからその行動をとる。
動物はそうデザインされている生き物。
そんなこんなで、今日もクリアな1日に!
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