アートを地球にそそぐ♪
- 郁代 麓
- 2022年5月8日
- 読了時間: 3分
♪生の音を聴いて、抽象画を描く♪
音は二胡。
音楽を聴いて浮かんだイメージを紙の上に落とす。
そんなワークショップに参加させていただいた。
私が参加したのは、音楽を奏でる方。
二胡を聴いてもらい、皆さんがパステルアートの作品を仕上げる。
この素晴らしい作品達!!

3曲弾きました。
選曲は任されていたので何を弾こうかと考えるのも楽しかったな♪
曲のイメージに影響されないよう、おそらく皆さんが初めて聞くであろう曲を選びました。
弾きながら、皆さんの表情や手の動きがステキ。
作品鑑賞会。描いた作品のイメージを皆さんからお聞きして、色々なものが浮かんでくるのがとても興味深かった。風、砂漠、花、窓、水
その後、演奏のイメージをお伝えしました。
パステルアート
基本三色のチョークを綿や綿棒、練り消しを使って描くアート。
こう描かないとダメという制限が全くない。
描いたものがその人の作品!
色を重ねると浮かぶ違う色。
自由に手を動かす。
練り消しを使って色をぬくこともできる。
トントンしたらドットへ、線へ変わっていく。

3色あれば世界が描けることにまた感動。
色と色の間の色を出すことにワクワクする。これって二胡と同じだなと思って。
音と音の間の音を出す。ここに息遣いとか物語が詰まっているから。
自分の中から自由にアートを取り出すというのは、人としての営みにとても大切だと思う。
ああしろ、こうしろ、はみ出すな、塗りすぎるな、制限は個性を消していく。
空は、空色であって、青ではないのだよ。
人間から見える色は人それぞれ違うということが、ついこの間わかったばかり。
世の中、まだまだ知らないことだらけね。
世の中に生きづらい子ほど、アートに気づかせてあげるのがいいのだろう。
それは、好きとか気持ちいいとか、そんな感覚しか手がかりにならないわけで。
誰が見ても美しいアートは、それは神々しく素晴らしい唯一無二の存在だ。
自分にとってのアートも自分にしかできないもの、これもまた唯一無二の存在なのだ。
自分の中から出てくる色、形はどこまでも自由で、自分の中から出てきたもの。
美しい必要はないのだけど、なぜか全てが美しい。
「アート」は人の体の情熱の泉から湧き出てくるものではなかろうか。
温度が上がれば上がるほど、止めようもなく外に溢れ出してくるものではないか。
言葉も、音楽も、絵も、スポーツも、陶芸や生花、料理、踊り、芝居、子育てetc...
アートは、地球が豊かになるための肥料のようなものではないかとも思うのだ。
全ての源は「愛」というものなのかもしれないけど、
この言葉を使おうとすると私はなぜか恥ずかしくなる。私が使っていいのか??と思ってしまう。
だから「アート」と言う。
地球からたくさんの恵みを頂いている。
そのご恩返しの唯一の方法ではなかろうか、と最近考える。
「アート」を地球に注ぐ。
地球が元気になりそうな響き♪
暴力や破壊はいらない。地球が怪我をして弱っていく
けど、暴力も破壊が無くならないことも、なぜか知っている。
それは、地球のスケールが物差しだから。
どこで切っても、両端ができてしまう。
端っこのない、○が円満ってやつでいいね。
あっ、ちょっと坊さんくさいっ(笑
これまた、幸せなアートの時間でした! そんな出会いに感謝。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
思った事、感じたこと、音楽のこと、アートのこと、綴っています。
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