二胡で「歌う」
- 郁代 麓
- 2023年1月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年3月19日
1/9 世の中は成人の日。
私は地元のライブハウスNyrangoでの「シルクロードNight!」
二胡とピアノのライブでした。

中国古典曲 葡萄熟了のイントロは、中国の竹笛のような楽器から始まります。
広い空高くどこまでも響きわたっていく
そんな音色の笛です。
ピアノの琴巳さん
なんとフルートも吹ける!
イントロをフルートで奏でてもらいました♪
今年から私の新年度は、自分の誕生日(2/12)を境にしようと思いまして
なので、1/9のライブは今季最後のファイナルライブ! この1年の締めくくりとなるライブでありました。
沢山の事を学んで、実践して、反省して、リトライして
本当に「充実と成長」の一年。
技術的にもできることが増えたし
表現的にも、体が使えるようになってきた。
大人の楽器は、時間を焦ってはいかんのです。
力技の練習が通用するのは、若い学生さんたち。
「ゆっくり 正確に 気持ちよく!」
これが大人から始める楽器の鉄板の練習方法!

写真左から マヤンさん 郁代 琴巳さん @Bar Nyrango
2部では、ピアノの琴ちゃん、マヤンさんもチャイナに✨
マヤンさんの歌と一緒に二胡♪
チャイナメロディ〜に懐かしの歌謡曲やシャンソン
愛の讃歌を生ピアノで自由に弾ける幸せ
弾きながら、幸せで泣きそうになりましたわ。
お店のオーナー マヤンさんは、ラストタンゴというバンドのタンゴ歌手。
お店で開催されるライブでは、ジャズ ボサノバ アメリカンポップス 様々なジャンルの歌も歌っていらっしゃる。
長年、お店に通っているのですが、実は共演させて頂いたのは今回が初めてでした。
今までたくさん聞いてきた歌声なのに、今回同じステージに立たせて頂いて気づいたことがありました。
ボーカルに合わせてキーを設定するのですが、二胡にとっては高めのキーで
実は1オクターブ低いキーだとずっと思い込んでいました。
隣で歌声を聞いていて、キーは高いはずなのに、低く聞こえるという不思議。。
マヤンさんの声は、低い倍音に共鳴するようで、低い音成分が大きく聞こえて
それが魅力となっているのだということを知りました。
声は、体の中に入っている楽器。これも神秘だよね。
楽器の魅力は、それぞれを見つめていくと神秘と奇跡が溢れてくる✨
二胡という楽器も歌うのは上手な楽器だと思います。
様々な楽曲に取り組むのは、
二胡で「歌う」
というのが、私の辿り着きたいところだから。。
楽器から、歌詞が聞こえてくるような、景色が見えるような
そんな歌を二胡で歌えるようになりたい。
ようやく、そんなスタートラインに立てた気がする。
長渕剛さんの「乾杯」を二胡で歌いました。
歌詞を噛みしめながら。。
もうね。やばいね。いい〜しか言えない(笑
成人式の日とも重なって、ふと、二十歳の時って何を考えていただろうって。
あの時の私には、今の私などこれぽっちも想像なんてできなかったなぁ。
大人になって始めた二胡
こんなに私の人生の大半を占めるようになるなんて
思いもよらぬことが起こる!
その時、その時、決めた事を一生懸命やることが
今の道へと続く
やったらやっただけ
やらなくてもやらなかっただけ
人それぞれのペースで駒は運ばれてゆく。。
ゴールはいずこ〜

毎度
出し切って放心状態の翌日は
ぴーに癒され
充電される❣️
かわゆすぎて
どうにも、こうにも
かわいいしか言えない(笑
さて、出し切ったのでこれからはインプット
やりたい曲がいくつかあってね。。
シフトチェンジ!
そんなこんなの締めくくりであり、スタート!
これからもよろしくお願いします!
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