好きなものの中に「私」がいる
- 郁代 麓
- 2023年10月30日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年3月19日
好きなものの中に「私」がいる。
コーチングを受けていて、自分に最も必要なものは「自分とつながり続ける事」だと思った。 自分とつながり続けるってどういうことか。 やりたい!やりたくない!嬉しい!悲しい!楽しい!嫌だ!あらゆる感覚の主役が「私」であること。 そして自分のうちから出る声を無視しないこと。 やりたい事をやりたいだけやらせてあげること。 嫌な感覚も含めて、全て聞いて受け入れてあげること。
やりたい事をやりたいだけやるとどうなるか?
どうなるか? 幸運が自分に向かってやってくる様になる! 私は実際体験したことがあって、思ったことがどんどん手に入る。 一番驚いたのは、夢を見ました。宝くじに当たる夢♡ 夫に「宝くじに当たる夢を見たよ〜今日買ってくるね〜〜」なんて買いに行って。 実際当てたっちゃったのよ。一等6桁の数字がおそろい!組み違いだったので10マンでしたが。 この時の自分を検証してみると、のびのびと遊んでいた。やりたいことは何のブレーキもかけずに行動していた。 私を自由にさせてくれた夫には感謝。
音楽に真剣に打ち込み始めて、どこかで自分に制限をかけ始める様になった。 マダマダタリナイ、もっと練習もっと練習。 自分の感覚を置き去りにすることが度々。 こんなことを繰り返していると、自分の在り方を見失ってしまうの。 幸運が自分に向かってやってくる体験が自分の中にあるだけに、考え方がズレているのは感じていたし、修正はしていたつもりだった。 だめだ。しっかり修正しよう。 しっかり自分と繋がりなおそう。
好きなものの中に私がいる
好きなものの中にはヒントがたくさん詰まっているのよね。
朝ドラの影響か。植物の超進化論という番組を見た影響か。 私の中では植物ブーム♡。
コーチングの中で、自然界の完全美の話になり、それから好きな花の話になった。 植物たちは、無造作に根をおろしている様にも見えるけど、そこには完全なる秩序があって、大きなネットワークでそれぞれを支え合っている。植物は地上で自分の生命を実らすだけだ。しかし地中では様々な植物がつながりあってお互いを支えている。 植物たちは会話してコミュニケーションをとっているという研究も明かされてきている。 植物の世界に大きく魅了されていたところだった。 熱く語り出した私。そう大好きな花がある事を思い出した。 ただ好きなんじゃない。猛烈に好きなんだ。
「酔芙蓉」スイフヨウ
朝さいた大きく真っ白な花びらは、午後にはピンク色に変わっていく。
夕方には真っピンクになり、萎んで落ちる1日花だ。
純白の清純さも
酔っているような妖艶さも
1日で終わってしまう潔さも
なんともドラマティックな花

「郁代さんはそういう人でありたいんですね。」と早苗さんの一言
ああそうか 私はそうでありたいんだ。そんな風に生きたいんだ。 それから 酔芙蓉を思い出すだけで、どんな自分でいたいのだっけ?と迷うことがなくなった。 意識が外に出て行きやすい自分は、「酔芙蓉」をイメージするだけでありたい自分に戻れる様になった。 何か気持ちがグラグラする時も唱えている。 メタファー(比喩)のパワーって、すっごいじゃん!!!
「自己基準である時間を増やす」
好きなもの中にヒントはどっさり詰まっていて、どこを切り取っても金太郎飴。
なぜ好きなんだろう
何が好きなんだろう
いつから好きなんだろう
好きなものの中には「私」がいるんです。
私が生きるのに、人や社会の基準はこれっぽちもいらないのだよね。
それでも、社会に生きていればそこに合わせなければいけない事ももちろんある。
そういうこともあるよね〜。
けども
自己基準である時間を増やす。自己基準に戻る。シュッて戻る!
二胡がなぜ好きなのか
沢山の挑戦を私に求めてくる。私に膨大なミッションを送ってくる。 二胡に出会っていなければ、 人前で演奏することも、 緊張でどうにかなりそうな心体も、 上達に意欲を燃やすことも、 音楽の深さも、 音という不思議な魅力にも 出会うことはなかった。 二胡は私の人生を豊にする導きをくれる先生のようなものです。
酔芙蓉のように、二胡に応えたい! 酔いどれマドンナのようにドラマティックに日々を終える。 明日には、また真っ白な自分で朝を迎える。
この素敵なメタファーに気づかせてくれたコーチに感謝。
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