3/8 祈りへの旅〜二胡とピアノのコンサート〜
- 郁代 麓
- 2024年12月3日
- 読了時間: 5分
更新日:1月6日
2025年3月8日のコンサートへ向けて、テーマ、選曲や譜面の準備など頭を動かしています。イメージが固まってきてそこへ全集中!!といった感じで過ごしています。
私、俄然"プロセスを楽しむ"タイプなのです。
実際のところ、結果はどうすることもできませんし、受け止めるのみです。
なので、本番までも道のりが、私には大ご馳走なわけです。
本番が始まる前のイメージは、
「やれる準備は全てやったのだから後は出すだけ!楽しむだけ!」
と、この言葉が腹の中心に据えられている自分がいること。
〜目 次〜
弘法寺
祈りへの旅 二胡とピアノのコンサート
仏画と音楽のナビゲーター
夢
二胡とピアノのコンサート@弘法寺
会場は三田にあるお寺「弘法寺」の地下にある空海ホールです。
近代的でとても開かれたお寺です。地下に会場があります。
弘法寺さんとの馴れ初めは、10年前に遡ります。10年前のご縁の馴れ初めは、さらに10年前に遡る・・
ご縁が続いているということがありがたい限りです。
また違う回で書き留めたいと思います。

ここには、素敵なピアノが置いてありましてね。
〜Steinway〜スタインウェイのピアノです。
弘法寺の管長は音楽が大好きで、ご自身も多くの楽器を奏でます。
篠笛、フルート、サックスそしてピアノ
どれも演奏家レベル。
奏でるどころか・・・オーケストラの指揮も振っています。
ご自身で交響組曲の作曲まで。
いやはや、管長の元にやってきたピアノですから。。
これも楽しみの一つであります!
祈りへの旅 〜仏画と音楽〜
今回のコンサートの大きなテーマは、祈りへの旅。
私が初めて弘法寺を訪れた時、お寺の中に沢山飾られてある仏画に目を奪われました。
入り口にいらした「阿修羅像」の絵

奈良興福寺の阿修羅像です。
仏像愛好家で大ファンの方は多くいるでしょう。
何を隠そう、私も仏像好き人間です。
仏像のお話は始めると長くなるので、これもまた回を分けて書いていこうと思います。
ここの仏画たちは、全て管長のお母様小田輝子さんが描いた作品です。
生涯を通して何作品描いたのでしょうか。晩年になってからご家族もこんなにあることに気づいたそうですから。
この作品たちを見ていて、どの仏画にも血が通う生身の人間のような温度を感じるのです。
琵琶湖のほとり、彦根にお住まいでいらした小田輝子さん。
琵琶湖の周りには、古刹が沢山あり、同時に沢山の仏様がいます。
観音の里、と言われるほど観音像があり、その土地の歴史を背景に観音様の物語も垣間見れます。のちに、国宝となった仏像もあります。
そんな仏像たちの物語と音楽を重ね合わせて、コンサートをしたいと思ったのが
弘法寺を選んだ理由です。
神聖な場所ではありますが、お寺の皆様はとても元気で明るく、オープンです。
お寺で、ゴスペラーズならず、ゴステラーズというチーム名でお寺のクリスマス会で歌っていらっしゃいました(笑
お寺のクリスマス会です!大事なところなので2回言ってみました。
いつ行っても温かく歓迎してくださる場所です。
仏画と音楽のナビゲーター
ツアーコンダクターの飯田史子さんをゲストにお向かえします。
30年以上のキャリアを持つ現役のツアコンでもある飯田さんに、仏画のナビゲートをしていただきながら、旅をするように音楽も楽しんでいただきたいと考えています。
何を隠そう、飯田さんも仏画大好き人間なのであります♡
演奏会場になるお部屋にも大きな仏画があります。
ここにいらっしゃるのは、日本で今まで出会った仏像様の中で、私の一番好きな仏像。
向源寺(渡岸寺ともいいます)にいらっしゃる十一面観音様。
国宝指定されています。

観音像への想いを語るのは、ここでも我慢します!(長くなるので他の回で!笑)
私の前職がツアーコンダクターでした。
10年で引退しましたが、日本全国の美しい景色、素晴らしい建築、美術、食、に触れさせて頂けた10年でした。
飯田さんとはツアコン時代一緒にお仕事をさせて頂く機会も多かった大先輩。人として、女性として、とても尊敬しています。
今は友人として良きお付き合いさせて頂いていて、旅行などにもよく行きます。
そう、おすすめの旅を、時折2人でラジオ配信をしております。
夢
このお寺は夢が叶うお寺でもあります。
なんだなんだ!それはどう言うこと?と思われるかもしれませんが。
夢はこうすると叶う!という事を、管長が実践して、教えてくださってもいます。
なので、一つ私の夢もここで宣言してみようと思っているんですよ。
私が、ずっと弾きたいと温めていた曲があります。
ようやく、曲に自分の腕が追いついてこれたかな〜と感じます。
上を目指せば終わりがありませんが
この曲を奏でると言うことに、私には大きな意味があり、奏でるその先に夢があります。
曲は「楚頌」
中国の故事で四面楚歌があります。その話を題材にした曲で、とても美しいメロディーとドラマティックな展開の壮大な曲です。
曲の解説は、こちらのブログに綴ってありますので興味があれば読んでみてください。
noteブログ
初めてこの曲に出会ったのは、今師事している山口真央先生と出会った時真央さんがその一節を弾いてくれたんです。これ、弾きたい!絶対弾きたい!って思いました。
それから譜面を頂き、ずっと大事に温めていました(笑。
その後、数年経った2021年。真央さんに師事。
真央さんに習って3年経ちましたが、一年目挑戦しましたが全く歯が立たず。
二年目、また引っ張り出してトライしましたが、まだ腕が追いつかず。
そして三年目の今年。ついこの間引っ張り出して弾いてみたところ、私弾けるかも!と感じました。そうとなったら目標設定です!
3/8に演奏します。
そして、私の夢はオーケストラで「楚頌」の二胡ソロを弾くこと。
そこに向かう私の第一歩にもなるわけです。
コンサートの案内の準備が整いましたら、またご案内させて頂きます!
ぜひ、コンサート会場でお会いできますように。
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